2023/01.04
介護の世界に飛び込んだ若者~自信を持って生きていく~
今回は派遣社員から就職をされた介護スタッフさんにお話を聞かせてもらうことが出来ました。「私の経験が誰かの役に立てれば」と。コラムとしてお伝えさせていただきます。
こんにちは!
私はフリーターとしてアルバイト生活をしていた20代男性です。
私がなぜ介護の世界に飛び込んだのか、そして結果的に就職に至ったのかをお話させていただきます。
以前の私は夜間のコンビニでアルバイトをしていました。
というのも学生時代の就職活動がうまくいかなかったのです。
周りの友達はいわゆる大手会社に就職が決まっていたり、父も安定的な職種に就いている人だったので、アルバイトだなんて恥ずかしくて周りに言えるわけもなく、肩身を狭くして生きていました。
ほとんど休みの日(笑)なので、日中はどうやって時間を過ごそうか考えることも多く、自宅に引きこもることも多くなりました。本当はツーリングが好きだったのですがそれも行かなくなり、さすがにこんな生活では自分がダメ人間になってしまう、と思いながら1人でもがいていました。
母はデイサービスで働いていたこともあり、なんとなく介護業界のイメージはしていましたが「資格がない、経験がない」という状況はマイナスでしかないと思っていましたので、
とにかく少しでも可能性を広げるために自分で初任者研修の資格を取得はしておきました。
そして自分だけでは就職活動はできないと思い、人材紹介会社を利用して現場で働いてみようと思いこの世界に飛び込みました。
大変なイメージもあったので色々不安だと伝えましたが、一緒に解決しながら進んでいこうと言ってもらい、実際に実技研修も時間をかけて教えてくれたので頑張ってみようと勤務してみました。
久しぶりに褒められたからなのかな?人に必要とされていると実感できた瞬間でもありましたのですごく嬉しかったです。介助に関してはやはり難しくてできないことも多くありましたが、
未経験の私に対して職員の方々は手を止めて仕事を丁寧に教えてくれましたし、たくさん質問をしても優しく答えてくれました。
1人1人が自分の仕事に責任をもっている方が多く、何よりも職員同士の人間関係が良くて、
居心地がいいと思えたことでこの職場で正式な社員として一緒に働きたいと思えるようになりました。
世間一般的には介護職ってまだまだ下に見られている部分があると感じていたこともありましたが、
これからは胸を張って、自信を持って生きていきたいです。
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