2020/12.16
介護の派遣は資格なしでもOK?未経験から始める介護職
派遣で介護職デビューをお考えの方から、よくある質問の1つが「資格なしでも働けますか?」というもの。介護職=有資格者の仕事、というイメージが強いからか、よく受ける質問ですが、実際は資格なしでも働ける仕事があります。 今回は未経験から介護職にチャレンジする方向けに、資格なしで行う仕事内容、ステップアップの選択肢についてまとめました。ぜひ働くイメージの参考になさってください。
冒頭でもお伝えしたとおり、資格なしでも介護の仕事に就くことは可能です。
求人では、「介護助手(介護補助)」などの形で募集されているのが一般的。下記に業務内容の一例を挙げてみました。
✔部屋の清掃 ・ベッドメイキング
✔食事の配膳 ・備品整理、準備
✔見守り、会話の相手
介護助手の仕事は、有資格者である介護職員のサポートがメイン。資格が必要な、食事介助、排泄、入浴などの身体介護(利用者様の身体に触れる介助)は行いません。 ルーティン化された業務を軸に、介護職員と連携を取りながら現場を支えていきます。 しかし、サポートとはいえ介護現場の一端を担う大事な仕事。常に利用者様が気持ちよく過ごせるように努めるのは介護助手も同じです。
前項では介護助手の仕事内容をお伝えしましたが、ここでは具体的なメリットについて解説します。
✔勤務時間や日数の融通が利きやすい
✔比較的、業務内容の身体的負担が軽い
✔介護に関する知識やスキルを吸収できる
まず、一番に挙げられるのは勤務時間・日数の融通が利きやすい点。
施設によりますが、日勤のみ、短時間勤務、週1日からOKなど、都合に合わせた働き方ができるのは大きなメリットでしょう。 サポート業務中心で身体的負担が比較的軽いのも、特徴の1つ。ルーティン化されている業務が多いため、未経験者も業務を覚えやすいでしょう。 また、業務内容は限定されているものの、介護現場を体感しながら働くため、日頃から多くの知識・スキルを吸収することができます。 得た知識は資格取得に活かせますから、介護助手からスタートすることでキャリアプランを描きやすいかもしれません。
介護業界で仕事の幅を広げたい、給与UPを目指したいのであれば、資格取得を検討しましょう。
ここでは、未経験者の登竜門的な資格「介護職員初任者研修」「介護職員実務者研修」の2つをピックアップして解説します。
介護に関する基礎知識があることを証明する資格。未経験者の方が最初に取得を目指す、入門的な位置づけの資格で、取得すると身体介護を伴う仕事ができるようになります。 以前あった「ホームペルパー2級研修」が廃止となり、後継の資格として2013年4月に誕生しました。 取得までの期間は最短1ヶ月。スクールや通信講座で9科目・130時間のカリキュラムを修了後、修了試験に合格で取得できます。
介護職員初任者研修の上位資格で、たん吸引や経管栄養など医療的ケア(※)の基礎知識を学べる資格です。 介護福祉士やサービス提供責任者の受験資格として必須のため、キャリアアップを目指すのであれば取得しておきたいところ。資格手当の対象に介護福祉士実務者研修を含むところも多いでしょう。 20科目・450時間のカリキュラムを修了する必要がありますが、初任者研修の資格を持っている場合は9科目・130時間分が免除。通学での受講が必須の内容が含まれているため、スクールで取得するのが一般的です。
※実際に介護現場で行うには、講義・演習のほか、実地研修を修了する必要があります
今回は、資格なしで働ける介護の仕事、ステップアップするための資格についてご紹介しました。 初級資格を取得することで、仕事の幅が広がり、選択肢も増えます。ぜひ参考にしてみてください。ポートエモーションでは、資格取得支援制度として取得費用の全額キャッシュバック(※)を実施しています。未経験から介護のお仕事を始めた方のサポート実績も豊富ですので、お気軽にご相談ください。
※制度の詳細については下記URLをご覧ください https://port-emotion.co.jp/strong_point/
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